今月28日から「高速道路無料化社会実験」なるものがスタートする。全国で、交通量の少ない地方路線を中心に、37路線・50区間を対象に実施される。本県でも、松山~西予宇和間が対象となる。交通量や地域経済に及ぼす影響を調査して、今後の高速道路施策に反映させるとの考えのようである。
無料化・休日千円・上限一律5千円など、高速道路料金をめぐる基準は「迷走」を続けている感があるが、いずれにしても利用者の「声」を充分反映した方向付けを望みたいものである。
そうした中、高速道路会社5社の社長を、いずれも民間から登用する人事が発表された。今後の高速道路行政・事業内容に、民の経営手腕が導入されるものと大いに期待したい。特に、西日本社長に就任する大手商社「双日ホールディングス」の西村英俊元社長は、破綻の危機に瀕していた会社で、半年間で6千億円の資産処分と350件の事業整理・リストラを断行。新経営計画に目処をつけた後、自らの経営責任を取り辞任した経歴をお持ちである。今後の西日本高速の事業動向に注目したい。
氏の著書「会社は毎日つぶれている」には、名経営者として示唆にとんだ考え方が納められている。各ページの至るところから、コンプラや事業再構築等に取組んでいる当社(自分)にとって、「グサッ!」とくる内容が氾濫している。
見出しいくつかを紹介したい。①社長は会社で一番の危険人物だ。②社長の一斉号令が会社を傾ける。③なぜ、人員整理を一番先にしようとするのか。④辛抱、辛抱、相手の言葉でわかるまで。⑤辞め時を間違ってはいけません・・・・などなど。
フレーズだけでは分からない点も多いと思う。経営層・幹部社員の方々には、是非一読をお勧めしたい。壮絶な経験から出た貴重な内容に触れ、常に「半歩前へ!」すすむための参考書として・・・。
自称「会社で一番の危険人物」 武智
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