2009年05月29日
 ■   「桜の雨」

 少し古い話になるが、日曜日に、私と友人、その友人の奥様の3人で、自転車散歩をした。

 

重信川サイクリングロードを、うちの近所から松前は出合橋まで下り、そこから坊ちゃんスタジアムを経由して、石手川公園、立花を通り、国道33号で下って椿神社へと向かい、高井へと上がるという、お散歩コースだ。

 

日和も程好い風があり、気持ち良く走り切ることが出来たので、大満足だった。

 

石手川公園では、散り始めた桜の木の下で、多くの人が最後の花見に興じていた。私たちも良い枝振りの桜の木の下に自転車を停め、そこで暫く休憩を取ったのだが、ちょうどその時に、少し強めの風が吹いて、桜の花弁が舞い散っていた。

 桜.jpg

 「桜の雨みたいだねぇ」

 

 友人の奥様が、舞い散る桜を見て漏らした言葉は、徐々に去り行く春を惜しんでいるかのようだった。菜の花の黄色こそまだ眼に鮮やかに、各地で見かけられるが、桜色の並木道は、もう来週には見られないかもしれない。そう思うと、今この時のこの光景をしっかりと目に留めておかねばと、そう感じていたのは、私たち以外にその場にいた、花見をしていた人たちも、きっと同じだったのではないだろうか。

 

 枯山水を美しいと思うのは、そこに経過し積み重ねられた年月を感じるからこそなのだろうが、散り行く華を美しいと感じるのは、きっとそこに、経過している「今」を感じ、その「今という時」を儚いと思うからこそ・・・なのではないだろうかと、そんなことをふと思った、日曜日の夕方のこと。

 

センチメンタル三十路

ブログランキングに参加しています。クリックのご協力をお願いします。⇒banner_02.gif



投稿者 jatehime : 2009年05月29日 08:49

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jat-ehime.co.jp/blog2/mt-tb.cgi/729

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)