風薫る5月。気温も徐々に上昇し、生ビールが美味い季節となった。昨年来、余り明るいニュースのない中ではあるが、こういう時こそ気分を変えて、気の合った仲間達とジョッキを傾け、楽しいひと時を過ごす。先の読みづらい「変化の時代」を生きる者にとって、心身のリフレッシュに加え、「人間力」にも磨きをかけられること間違いなしであろう。
いささか強引な「前振り」ではあるが、明日5月20日に「リジェール松山・屋上ビアガーデン(松山市南堀端町)」がオープンする。非常にローカルな内容で恐縮であるが、今年が記念すべき10周年。キャッチコピーは、「自慢の景色と、うまいビールで気持ちほぐれて楽しいひととき。」である。
目の前に一望できる「日本100名城」のひとつ、松山城の「自慢の景色」と「うまいビール」に異論はないが、本当のセールスポイントは、「40品目食べ放題のバイキング料理」にあると私は思っている。
10年前にこの「リジェール松山・屋上ビアガーデン」が出現するまでの、私のビアガーデンの価値観は、高いビルの屋上で「冷たい生ビール」が飲めることだった。酒の肴も美味いに越したことはなかったが、多少まずくても「場所柄、仕方ない」と半ば諦めていた。冷凍食品を中心に、「俄か調理人」が料理するものと思っていたからだ。
ところがどうだ。リジェールのバイキングは美味い! それまでの私の頭の中にあるビアガーデン料理のイメージを破壊した。冷凍品中心から生もの中心へ。調理もプロが行う。しかも、出来立てのメニューが多い・・・。
当然、ご婦人たちは大喜びである。噂は口コミで広がり、週末は予約が入らない程の人気となった。女性を中心としたリピーターに連れられ、「目から鱗」の男性諸氏も多かったと聞き及んでいる。
以来10年。近隣のビアガーデンも「右に倣え」で、少々大袈裟にいえば、同業者全体のレベルアップになったのではないか。当然、地上で営業している「居酒屋」も、「屋上に負けてなるものか!」との競争の原理により、品質向上・価格適正化が進展した。
私も含め「飲兵衛」達には、この10年の変化は大変喜ばしい限りの内容であった。が、今となっては、先駆者としての「リジェール品質」は「業界標準」となった感があり、今後新たな「魅力」の創出と発信が強く望まれているのではないかと思う。
リジェールビアガーデンには、10年前の「チャレンジャー」としてのDNAを目覚めさせて進化し続け、今後とも、我々「人間力」を磨こうとする「飲兵衛」達(?)を優しく見守る応援団長として、商売益々繁盛となることを強く祈念する次第である。
さあ~~~、今年も飲もうゼエー・・・。
自称「夏でも酒は『熱燗』。」人 武智
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