2009年03月05日
 ■  Change!

 昨年9月のリーマンショック以来、底が見えない世界規模の金融危機が不安を煽り、経済危機が加速度的に進行している。日本の株価は、遂に25年前の水準にまで下落し、企業経営のみならず、生活の至るところで景気後退を実感する昨今となった。
そうした中、あるテレビ局で就職活動に奔走・苦悩する学生たちの姿が特集されていた。まさに、就職氷河期。職を求める側も雇う側も、なかなか打開策が見つからず悶々とした日々が過ぎ去っていく。100年に一度といわれる未曾有の事態に、企業ではどのような人材を求めているのだろうか?
あるメディアの記事によると、マネジャークラスでは「SQ(社会性の知能指数)」能力に長けた人を重視しているようである。組織方針・目標を正確に理解し、チームワークや思いやり・共感力を兼ね備え、自らも成長していく努力を怠らない人であろうと理解する。
さらに、危機意識と遊び心の両面を併せ持ち、洞察力と情報力に裏打ちされた「直観力」、人間の大きさ・決断力に基づく「巻き込み力」のある人材を求めているようである。
こうした能力を兼ね備えた人は、そう容易には見つかりそうもない。が、時代が求めているこれらの能力の必要性を理解し、あるいは理解させ、それに向かってチャレンジしていこうとする人は、我々の責任で掘り起こし育成していかなければならない。
セクト主義と決別し、「アズ・ワン・チーム」の精神で組織と人をうまくまとめ、皆で最大の効果を追求していく広い度量を持った人材を育てたいものである。その為には企業側も社員が育つのを単に待つのではなく、人材育成にもっと積極的に関与しなければならない。
SQ(社会性の知能指数)を磨くためには、直接的な管理能力の向上だけではなく、例えば、異業種との交流促進や社会とのつながり(地元自治会やPTAの世話役引き受け等)を奨励することも、必要なこととして考えなければならない。
また、内部にあっては、従来の行き過ぎた成果主義の源泉となっている「個人毎・短期的」な評価方法を、「組織毎・中長期的」に改めることや、チームワーク力の向上が助長できるような職場風土醸成などの「価値観・価値基準の転換」も重要な支援措置となる。
・・・・。これ以上考えると眠れなくなりそうなので、ここらで思考停止としたい。が、いずれにせよ、今、人材育成のキーワードは、「Change、Challenge、
Communication」の「3C」だと思っていることだけは、取り敢えず付け加えておきたい。

自称「スペルが心配な9時には就寝人」 武智
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投稿者 jatehime : 2009年03月05日 00:00

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