外気は37度以上の20日日曜日、疲れきってゴルフ場から帰る途中、何ヶ所かの海水浴場を
通過した。そこには信じられない光景があった。体温よりも暑い昼下がり、体の80~90%の
肌を露出し、日焼けか、焼けどか、はたまた酔っ払いなのか遠目では判らない。しかし「辛い
だろうな」ということは感じてしまう。海水に付けてそのまま陰干し、日干し状態である。
若いギャル達と一緒なら楽しいだろうが、ボール遊びに興じているギャルを傍目から見るだけでは地獄である。確かに見ているだけでも楽しいが、3m以内には近づけないのである。
でも、偉いのはお父さん達である。
左手に大きいピーチパラソル、右手には弁当とタオルと着替えの入った超でっかいバッグ、
そして肩には重たいクーラーボックス(氷入り)を掛け、おまけに首には浮袋。
そうして口では子供たちに注意を促す。「早く渡れ、車が来るぞ!」、「タオルが落ちたぞ、
早く拾え!」、「階段を走ったら危ないぞ!」注意事項は数え切れない。
自分も昔そうだった様に、(と思っている)
何時の時代も子供のためならエーンヤコーラである。
チョッとでも良い思い出を、チョッとでも美味しい物を、チョッとでも涼しい場所を、チョッとでも
楽しい事を。チョッとでも、チョッとでも、この気持ちが親心である。
こんな親心の前では暑かろうが、重かろうが、面倒くさかろうが、大した事ではない。
子供の笑顔さえ見れれば、疲れきった寝顔さえ見れれば、お父さんの疲れなんかは
なんとも無いのである。
「お前たち、お父さんに感謝しろよ、ガンバレー、お父さん!」と心の中で叫びながら
助手席で船を漕ぐ、罰当たりな私であった。
アンダー100トリプル作戦実行中の男より
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