思いがけず今年2本目の亀岡ギターを入手する事ができた。
1本目は2月のブログで書いた「T.KAMEOKA・KMD Cutaway(シリアルNo50)」でした。
今回入手できたギターは「T.KAMEOKA・KD-28(シリアルNo15)」。
同じく松山のアコースティックギター職人の亀岡隆之氏の作品です。
T.KAMEOKA・KMD Cutawayは押尾コータローさんや丸山ももたろうさんが使用している有名なモデルですが、T.KAMEOKA・KD-28のほうはほとんど知られていないと思います。(たぶんインターネットの検索でもヒットしないと思います)
というのも、T.KAMEOKA・KMD Cutawayのほうは彼がシリアルNo20番くらいから製作を始めた彼のオリジナルモデルです。
彼の話によると実際に販売を始めたのはシリアルNo10を超えたあたりからだとの事。
そうするとT.KAMEOKA・KMD Cutawayを販売するまでに製造・販売された本数は10本あまりに過ぎません。
その10本の内にはOOO(トリプルオー)のモデルもあった聞きますから、実質このT.KAMEOKA・KD-28が製造されたのはわずかに10本弱という事になります。
楽器店の方からは以前からこのT.KAMEOKA・KD-28を販売した当時の事は聞かされていました。Martin D-28よりも音が良かったという話でしたので・・。
でも亀岡氏本人からももうT.KAMEOKA・KD-28の製作はしないと聞いていたのでお目にかかる事はもちろん、触る機会は無いんだろうなと諦めていました。
でも先日亀岡氏と食事をご一緒した際に、いつも工房内に置いてあるご自分用のT.KAMEOKA・KD-28を譲って欲しいとお願いしてみたところ見事に断られました。 帰ってからお礼のメールがてら再度お願いしてみたところその熱意が伝わったのか翌日ご本人から連絡があり、2本販売できる状態の物がありましたとの連絡が!!
一本は私が購入したシリアルNo15の物、もう一本はまだシリアルNoをつけて販売していなかった当時の物でした。
まだシリアルNoをつけていない時代の物も亀岡ギターの歴史上とても貴重なので実は両方共欲しくてほとんど両方共に譲っていただこうと思っていたのですが、一本は友人に話したところ欲しいというので一本はすでに友人の手元にあります。
聞くところによると私が譲っていただいた物は当時どなたかの発注で製作した物なのですが、その方のご都合で納品できなくなった物が希望のピックガードの連絡があるはずだったのにそういう事情でピックガードの取り付けもされないまま、そのままの状態で残っていたそうです。
よってこれを書いてる時点では愛媛県内に亀岡ギターは亀岡氏ご本人所有の物を除くと3本存在するという事になります。
この2本は亀岡氏ご本人が存在を忘れていた完全なデットストック品でしたので本当にラッキーでした。ある意味「T.KAMEOKA・KMD Cutaway」を入手した時より嬉しかったかもしれません。
音はもちろんクリアで、最高の状態です。
2003年7月製造の物なのでそろそろ音が出てきてる頃なのだと思います。
ダウンチューニングを行うオープンチューニングの曲には「T.KAMEOKA・KMD Cutaway」が向いてるようですが、レギュラーチューニングの曲にはこちらの「T.KAMEOKA・KD-28」のほうが向いてるかもしれません。
アコースティックギターはもう一本S.YAIRIのYD-304っていうモデルを持っているのですが、アコースティックギターそれぞれギターによって個性があるので面白いですね。
日本の若手ルシアーの中ではトップルシアーの地位を築いた亀岡氏の今後の活躍が楽しみです。そういう方が松山で工房を構えている事がこれまた素晴らしいと思います。
以下で押尾コータローさんが亀岡ギターを使用して演奏しているビデオが見えます。
こちらは使用ギターは亀岡ギターではありませんが、
Merry Christmas Mr. Lawlence(戦場のメリークリスマス)/ 押尾コータロー
総務課 Guitarマニア
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