2007年01月15日
 ■  ヘルメットは安全か? それとも危険か?

 最近出番が多い気がするが、普通のサイクリスト、またまた参上である。最近は冷え込みも厳しく、早朝に家を出るのが少し億劫なのだが、出てしまえば身体は温まるので、出るまでをどう乗り切ろうか、頭をひねっていたりする毎日だ。

 

 さて、本日はヘルメットについてのお話をしよう。最近、街中でも少しずつだが、ヘルメットを被って自転車に乗る人が増えつつある。中学生などの通学は着用義務があるので、それはここではひとまず置いておくとして、ここで言うヘルメットを被って乗る人とは、通勤や街乗りで自転車に乗る人達を前提で行こうと思っている。img14184752.jpg

 

 自転車に乗るのにヘルメットを被る・・・これは人によって意見も諸々あるだろうが、現状では被っている人は少ない。日本人にとって、自転車に乗る時にヘルメットを被るのは、あまり馴染みの無いことだから、これは仕方が無いのかもしれない。実際、私にしてもこの趣味にハマるまでは、自転車に乗る時にヘルメットを被るなどとは、思いもしなかったのだから。

 

私のもうひとつの趣味である、車イジリの繋がりで、何人かアメリカ出身やヨーロッパ出身の外国人の友人(彼らも車以外に、自転車も趣味として乗っている)がいるのだが、彼らからこんなことを聞かれたことがある。

「日本人は、ヘルメットを被らずに自転車に乗っている人が多いが、あれは怖くないの?」

これは、日本と欧米の、自転車に関しての意識の違いが見れる問いかけだと思う。

彼らも幼い頃から自転車に親しんできているのだが、彼らの国では大人も子供も、ほとんどの人間が自転車に乗る時にヘルメットを着用するそうだ。安全を殊更に意識しているという訳ではなく、彼らにとって自転車に乗る時にヘルメットを着用するのは、自転車に乗り始めた頃から、何を思うでもなくやってきていることなのだろう。雨が降ったら傘をさすというのと、ほとんど同じような感覚で。

 

 自転車に乗るのにヘルメットを被らなければならない・・・と法律等によって定められている国は少ないだろう。書いている私自身、そんな国があるのか?くらいの知識しかないので何とも言えないのだが、アメリカやヨーロッパ諸国などの交通環境と、日本の交通環境を比べて思うことはある。向こうの方がほとんどの道は広く、歩道もキッチリと整備されている道が多いのに、ヘルメット着用で自転車に乗る人が多く、歩道も完全でなければ道も狭い日本でヘルメットを被らずに車道を走る人が多いのは、これ一体どういうことなのだろうか? 無論、前述した風習や意識の違いというのもあるのだろうが、多分・・・これが一番そうじゃないかな・・・と個人的に思うのが、自転車にヘルメットというのは、「大げさだし、何よりこっ恥ずかしい」・・・と感じる人が多いからではないだろうか?

私にしても、今では被って走行するのが当たり前になっているが、被り始めの頃はとにかく「こっ恥ずかしい」と感じたものだ。今では慣れてしまって、そうでもないのだが・・・。

 

ただ、そういう見映えのことよりも、私の場合はその安全性に重きを置いている。朝晩の通勤時、私は大体、25km/h40km/hのペースで走行している。街中は流石に25km/前後で流すが、それ以外の場所では所と条件によっては、50km/hに達することもある。それゆえに、もしも転倒してしまうと、自転車で転倒すると言うよりは、原付で転倒するのに等しくなり、大怪我の可能性も十分に出てきてしまうのだ。無論、スピードが大して出ていなくとも、転倒の仕方や打ち所によっては、低い速度でも大怪我や生命の危険にさらされる場合もあるのだ。

 

ヘルメットを被img10201623322.jpgっているからといって、それが転倒時などに軽症で済むようになるわけでは決して無いが、それでも頭部を保護出来るだけでも、その後の怪我の程度や後遺症などに大きな差が出てくるであろうことは、想像に難くない。格好を気にして自転車に乗るのも、それはそれでひとつの楽しみ方ではあるし、そういう気軽さも無論良い所なのではあるが、極端な話、格好と自分の生命を秤にかけた場合、それがどちらに傾くかは言わずもがなであろう。

ただ、いざ被るにしても中学生のヘルメットのイメージが強く、それはちょっと・・・と踏み切れそうに無いと言う方、ご心配は不要である。最近のヘルメットのデザインは、以前の競技然としたようなモノや、中学生用の野暮ったいモノばかりでは無く、それこそ、スーツを着て乗っている人が被っても違和感無く被れるような、一種スタイリッシュなモノや、軽くスポーツをするくらいだけど、本格的なモノはちょっと・・・と言う方用の、オシャレかつ機能性にも優れたミドルクラスなど、種々様々なバリエーションが展開されている。

 

気恥ずかしさはあるだろうし、大袈裟じゃないかと思う心もあるだろうが、安全と引き換えにするには及ばないだろう。備えあれば憂いなし、転ばぬ先の杖・・・この場合は転ばぬ先のヘルメットとでも言うべきか、とにかく、安全に快適に走るために備えを固めることは悪いことではない。こちらがいくら気をつけて走っていたとしても、悲しいかな、それでも事故に巻き込まれる可能性は、道路上には幾らでもあるのだから。

 

倉庫課 サイクルフリーク

ブログランキングに参加しています。クリックのご協力をお願いします。⇒banner_02.gif
投稿者 jatehime : 2007年01月15日 00:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jat-ehime.co.jp/blog2/mt-tb.cgi/138

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)