松山市西堀端、旧土佐街道の起点であった「札の辻」。その交差点を萱町(西側)方面に少し入ったところに「割烹矢野」がある。瀬戸内の小魚料理と和やかな雰囲気が人気の店であり、私も30年近く通う常連の一人となっている。
なんと、ここの大将(オーナー板前)が、今年の県民総合文化祭の秋季県展彫塑の部で、見事「県美術会大賞」を受賞した。芸術に疎い私には賞の評価はよく分からないが、聞くところによれば彫塑の部での最高位の賞とのこと。
受賞作品名は「故郷の渓流」。直径約50cm・長さ2m程の木に、産卵するために“故郷”を目指し力強く遡上する鮎たちの生き生きとした様を見事に彫りあげている・・・らしい。(選者評をかなり引用)
早速、常連たちで「酒じゃ、酒じゃ!」の受賞祝賀会。難しいことは分からんが、芸術的な快挙であることは間違いないわい。「めでたい、めでたい!」で夜は更けていった。
翌日、二日酔いながら思った。
鮎たちだけでなく、団塊世代やその予備軍の我々にとっても、「故郷の渓流」や思い出の中の原風景である里山は「永遠に不滅です」であって欲しい。そうして、そこで育まれる水や空気、食料も安心・安全であって欲しい・・・。
<ここで少しPR>
農業が私たちの生活や環境を保全する機能と評価
|
役 割 |
評 価 額 |
|
土の流出や土砂崩れを防ぐ |
20兆3700億円 |
|
洪水を防ぐ |
5兆9050億円 |
|
水をたくわえ、きれいにする |
12兆9990億円 |
|
暑さをやわらげ、空気をきれいにする |
2兆8140億円 |
|
生ゴミなどを肥料に利用する |
60億円 |
|
野生の動植物を守る |
2兆 540億円 |
|
心身のリフレッシュ |
3兆4790億円 |
|
環境に与える負荷を差し引いても37兆5670億円の経済価値がある! |
|
資料:独立行政法人農村工学研究所「農業・農村の有する多面的機能の解明・評価」より
なお、「故郷の渓流」の作品画像もと考えたが、写真では作品の実際や作者の意図が伝わらないと思うので掲載は差し控えた。旨い料理と大将の人柄、それと作品に興味のある方は、気軽に店をのぞかれたら如何だろう。
先日、某ハリウッドスター(かなりメジャー!)が訪ねてきたことも含め、作品に関する熱き思いを語ってくれるはずだ。ただし、多少時間に余裕を持って訪問されることをおすすめする。なにせ、話し始めたら長いもので・・・
酒飲み率先垂範人 武智
ブログランキングに参加しています。 クリックのご協力をお願いします。⇒トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jat-ehime.co.jp/blog2/mt-tb.cgi/100