2006年10月13日
■ 泣きたくなったら周五郎
大っ嫌いな夏が終わり、涼しい秋がやって来た。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と様々な秋を楽しむことが出来る。楽しみ方はいろいろだけど、こんな私でももの思いに耽ることが多くなって来る。泣きたくなって来るのである。
最近は歳のせいなのか水戸黄門を観ていても8時45分には泣いている。夕方の真っ赤に染まった夕焼けを見ていると無性に泣きたくなって来るのである。こんな時は、関東で電車通勤の際読んでいた単行本を引っ張り出す。個人的には池波正太郎作品が一番であるが、泣くのならば山本周五郎である。昭和10年頃の短編はどれを読んでも涙が込み上げてくる。苦節何年で本懐を遂げるとか、忠義を尽くすとか、親を大切にするとか、自分を犠牲にしてまでも友を救うとか、どれを取っても胸の辺りがグッと来るのである。中でも一番感動した作品が『よいどれ次郎八』である。自分が悪者になって友と許婚を守り通す話であるが、是非にも映画化して欲しいと思っている。藤沢周平の『たそがれ清兵衛』よりも断然面白いのである。
しかし、こんな泣き時間は誰にも見られたくないので自分の部屋とか、公園とかに限る。
そしてマイワールドに入り込む。
運輸課 泣き虫な中年男
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投稿者 jatehime : 2006年10月13日 00:00
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